活動目的と趣旨

カンボジアへ新しい力を

カンボジアへ新しい力を この数年カンボジア経済は、ベトナムと並び、アジア圏において高い経済成長率を誇っています。

経済成長を支える要因は、縫製品の輸出、複合型施設の開発及び建設・不動産売買の活性化、観 光関連、また海外投資の成功が挙げられます。
さらに成長の後押しとなっているのが通貨です。独自通貨としてリエルが発行されているが、実 際には米ドルが広く利用されています。
これにより通貨の安定性が保たれており、諸外国への信 用の担保となっていることも成長を後押しする要因の一つと言えます。
しかしながら、経済成長に伴い先進国の考え方など取組みを積極的に取り入れ、様々な労働現場 において効率化が図られているように感じられるが、例えば建設現場では未だ高層階の施設建設 であっても竹で足場組むというねじれた状況下にあることは間違いありません。

カンボジアが更なる成長を遂げるために必要なのは、末端の労働現場レベルでの技術力向上と生 活インフラの安定化です。
いかに優れた考えかたがあったとしても、現場を支える技術力が無ければ、正しい方向に社会や 経済を成長させることはできません。 いまこそ日本を中心とする先進諸国の様々な制度を利用することで個人レベルでの好きアップを 図りカンボジア経済の底上げにつながる人材育成を行っていくことを目的とします。

また先進国 へは、カンボジア人という純粋で素直な労働者の力を感じてもらい、対等な立場で両国の発展に 寄与できると考えています。